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アラビア語の法則
スベリヒユ
アラビア語で「スベリヒユ」はバクラ(トゥン)・ハムカー(ウ) baqla(tun) ḥamqā’(u)
بقلة حمقاء 。
直訳すると「馬鹿菜」。
シリアではバクラだけでOK。
バカナとバクラ、なんとなーく似ていますよね。
スベリヒユはよく見かける雑草です。
この雑草がシリアでは野菜市場で売られていました。初めて見たときはびっくり。「えーっ、これ食べられるの?!」
シリアでは、スベリヒユは生でサラダにしたり、肉と一緒に調理したりします。
シリア人のお宅でスベリヒユのサラダが出てきたときは、礼儀として一口いただきましたが、雑草という先入観に邪魔されて、味わう余裕はありませんでした。
その逆の経験もあります。
ラタキア郊外で、大好物のクレソンが小川に生えているのを見つけました。市場では売られていません。
「シリアにもクレソンがあったんだあ♡」
大喜びでクレソンを摘み、その晩、宿泊先(民家)の夕食に出してもらいましたが、誰も手をつけようとしません。「美味しいから食べてみて」とすすめても、困った顔をするだけ。結局、一人で平らげました。
スベリヒユ(近所の道端で)
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