ワタ
アラビア語で「ワタ(綿)」はクトゥヌン quṭn(un) قطن 。
アラビア語を勉強するとき、名詞や形容詞は語尾にウン(un)をつけて覚えます。ウ(u)は、日本語の格助詞「~は」「~が」に相当し、ン(n)は非限定(不特定)であることを示します。
つまり「ワタ(綿)」だけなら、クトゥン quṭn 。
コットン(英語cotton)によく似ていますよね。
思い出しましたか。
そう。コットンはアラビア語起源。
リクチメン(陸地綿):世界で最も作付面積の多い種類のワタ。
カイトウメン(海島綿):高級綿として知られるエジプト綿はこれ。